ゴボウは便秘に良いので、家庭菜園で育ててみたいと思います。
家庭菜園での栽培についてネットで調べていたら、コンパニオンプランツを植えるとより一層生育が良かったりするとのこと。
ゴボウのコンパニオンプランツはほうれん草だと分かり、一緒に育ててみることにしました。
ゴボウのコンパニオンプランツはもっとほかにもあるのか、詳しく解説していきます。
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ゴボウを植える時のコンパニオンプランツはほうれん草が最適
ゴボウの連作障害を防いでくれるコンパニオンプランツはほうれん草です。
・ほうれん草
ほうれん草はゴボウの根を食べる虫がほうれん草の根を好んで食べるので、ゴボウが二股にならずにまっすぐ育ってくれます。
また、植え時期をずらして植えると連作障害の予防にもなります。
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・らっきょう
ほうれん草以外には、らっきょうも良いです。
・サルビア
避けたいのはサルビアです。
・マリーゴールド
ゴボウの生長に害を及ぼすネグサレセンチュウという虫がいるならマリーゴールドを植えるのもよいでしょう。
でも、マリーゴールドを植えることで、アブラムシやスリップスを呼び寄せることもあるので、周りの作物とのバランスを考えて植えましょう。
コンパニオンプランツとは?
コンパニオンプランツは育ってほしい野菜や花の近くに植えるとお互いが良い影響をもたらす植物のことです。
なので、別名「共栄作物」「共存作物」と言います。
詳しく解説していきます。
・害虫防除
近くに植えると害虫が来なくなるような植物です。
例えば、キャベツの側にペチュニアを植えると害虫予防になります。
また、大根にはナスタチウムがアブアラムを防いでくれます。
・病気予防
一緒に植えると病気の予防になる植物です。
例えば、ナスと一緒にニンニクを植えると青枯れ病や立ち枯れ病を予防します。
・成長促進
一緒に植えると、成長が良くなる植物です。
例えば、キャベツと一緒に玉ねぎやネギを植えると成長促進効果があります。
・養分補給
一緒に植えると、養分を補給してくれる植物です。
例えば、トマトと一緒にバジルを植えると育成促進とともに土中の水分を調節し風味を良くしてくれます。
・空間有効利用
丈が大きくなるものと、あまり大きくならないものを一緒に植えて空間有効利用すると、小さな菜園でもいっぱい収穫が望めます。
・連作障害予防
同じ場所に同じ科目の野菜を続けて植えると、連作障害を起こすのでその予防になる植物です。
例えば、ナス科(トマト、ナス、ピーマン)ウリ科(キュウリ、ゴーヤ、ズッキーニ)マメ科(インゲン)アブラナ科(キャベツ、カブ、大根)
これらを輪作することが大切です。
コンパニオンプランツを上手に利用して多くの収穫を手に入れましょう。
ごぼうの育て方
ゴボウの栽培方法をお伝えします。
畑の準備
・種をまく2週間前
苦土石灰を1㎡当たり3握り(約150g)まきます。
その後深く耕します。
・1週間前
堆肥を1㎡当たり約3㎏まき、化成肥料を1㎡当たり2握り(100g)まきます。
その後良く耕します。
・畝を作る
耕土が浅い畑では畝を高くします
約10~30㎝くらい。
株の間は
長根種・太短根種:10~15㎝
短値種:3~8㎝
種まき・発芽までの管理
・種まき
準備として種を一晩吸水させます。
直径約5㎝、深さ1㎝の穴を作ります。
その穴に吸水させた種を4~5粒まきます。
ごく薄く土をかけ、軽く押さえたっぷりの水をやります。
10日~2週間くらいで発芽します。
・発芽がそろったら
畝面を浅く耕し、苗を植え株元に土を寄せます。
これで植え付けは完了です。
※ゴボウは初期成育が遅いので、雑草に負けないように除草をこまめにしましょう。
間引きから収穫まで
・間引き
春まき:種まきから30~40日くらいで本葉1枚の時に2本を残し他は間引きします。
その後種まきから50~60日くらいで本葉3~4枚の時に1本立ちにします。
秋まき:翌春の本葉が2~3枚の時に1本を残して他は間引きします。
・間引き直後
①追肥
化成肥料を1㎡当たり軽く一握り(約30g)まきます。
②中耕
中耕というのは栽培中にうね間や株間の土の表面を浅く耕すことで、除草、土の通気性の改善、干ばつ対策が出来ます。
③土寄せ
土寄せは土を株元に寄せる作業です。
根が露出し、直射日光や寒さによって弱るのを防ぐ役割があります。
①から③までを草丈が30㎝になるまで1~2回行いましょう。
※肥料不足に気を付ける
病害虫と収獲
ゴボウは連作被害が大きい事と、虫害ではアブラムシやヨトウムシ、ネキリムシ類等が発生するので早期発見、早期防除を心がけましょう。
※連作は避け、イネ科のキャベツやネギなどの輪作がおすすめです。
まとめ
繰り返しになりますが、ゴボウのコンパニオンプランツはほうれん草やらっきょうです。
これらを上手に利用して連作障害を防止しましょう。
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