コーンフラワーで蟻を撃退!安全な自然派アリ退治方法【家庭菜園でアリに悩む方必見!】

便秘

家庭菜園をしていると、蟻の出現はよくあることですが、そのまま放置しておくと、作物が被害を受けることも。

そこで、自然派の蟻退治方法として、コーンフラワーが注目を集めています。

本記事では、安全で効果的なコーンフラワーの使い方や、その他の自然派の蟻退治方法について解説しています。

家庭菜園でアリに悩む方必見の情報をお届けします。

※この記事には、PR広告が含まれます。

 コーンフラワーが蟻退治におすすめな理由とは?

蟻はコーンフラワーを食べた場合分解できずお腹に溜まり、次のものが食べられず餓死してしまうからです。

蟻にはちょっとかわいそうですが、これで蟻を撃退できます。

 コーンフラワーとは?

コーンフラワーはトウモロコシの挽いた粉で、一般的な食品なので人にとっては無害で安全なものです。

一口メモ

トウモロコシの挽いた粉は粗い順にコーングリッツ、コーンミール、コーンフラワーとなりコーンフラワーが一番細かいので蟻も食いつきやすくなります。

 アリが嫌がるコーンフラワーの成分と効果

コーンフラワーには、アリが嫌がる成分が含まれています。

この成分は、一般的に「ピレトリン」と呼ばれ、天然由来の殺虫剤としても使われます。

ピレトリンは、アリの神経系に影響を与え、麻痺や死を引き起こす効果があります。

しかし、コーンフラワーに含まれるピレトリンは、人やペットには無害であり、環境にも優しいのが特徴です。

 蟻を駆除するためのコーンフラワーの使い方

コーンフラワーを使ったアリ退治の方法は、比較的簡単です。

コーンフラワーをアリが出没する場所に散布するだけで、アリを駆除することができます。

コーンフラワーの散布方法は、水で溶いてスプレーする方法や直接散布する方法があります。

 コーンフラワー以外のアリ退治方法

 薬剤や殺虫剤を使わないアリ退治方法

コーンフラワー以外の蟻退治方法には、木柵酢、重曹、ホウ酸を使う方法があります。

 木酢液

木酢酢は炭を作るときに発生した煙を冷やし、液体にしたもので独特な臭いがあります。

アリは木酢液のニオイを嫌うので近づかなくります。

木酢酢は種類にもよりますが2ℓのペットボトルに茶さじ1杯くらい入れ、薄めてスプレーボトルに入れて葉にたっぷり吹きかけて使用します。

水やりの前に吹きかけると流れてしまうので、水やり後数時間経ってからかけます。

また、濃すぎると植物が弱るので注意しましょう。

 重曹

重曹だけでは食べてくれないので、砂糖を混ぜたものをアリがいる場所に置きます。

アリは重曹を食べると体の中で化学反応が起きるので死んでしまうのです。

重曹そのものは膨らし粉で、料理に幅広く使われるもので安全です。

 ホウ酸

ホウ酸液を作って置いておくと、アリが食べ死に至ります。

ホウ酸を過剰に摂取すると腎臓が無いアリは体の中を浄化できないので死んでしまうのです。

ホウ酸は目薬やソフトコンタクトレンズの保存液に使われている身近なものです。

ホウ酸液の作り方は

「ホウ酸1:砂糖1:水適量10」

を混ぜて作ります。

※ホウ酸は水よりも50℃~60℃のお湯の方が溶けやすいです。

 アリの侵入経路を塞ぐ方法

アリが侵入してくる経路を塞ぐ方法は、場合によっては困難な場合があります。

しかしアリが侵入してくる場所を特定し、そこに対策を行うことで、アリの侵入を抑制することができます。

 アリの好き嫌いを利用した対策方法

アリは特定の匂いを嫌がるため、それを利用した対策も効果的です。

例えばアリが侵入してくる場所に、レモンやペパーミントなどの香りをまき散らすことで、アリの侵入を防ぐことができます。

 蟻よけ植物のナスタチウムを一緒に植える

ナスタチウムを家庭菜園に植えてあげると、アリだけに限らずカメムシ、アブラムシなど野菜につくのを防いでくれます。

ナスタチウムの花は赤やオレンジ色で見た目もきれいですし、花や葉は食用にもなります。

プランターのアリ対策

プランター(鉢)でアリが発生した場合は、プランターの大きさにもよるのですが、プランターを水の入ったバケツに入れます。

そうして、鉢の土が完全に水没させれば、アリが溺死するかプランターから逃げ出します。

この方法は昔からあるやり方で、使うのは水だけなのでとても簡単ですが、水没させられる大きさの鉢に限ります。

アリの駆除方法を動画で見る

家庭菜園でのアリとアブラムシの関係

家庭菜園でアリと同じように困るのがアブラムシ。

実はアリとアブラムシは共生関係にあり、アリはアブラムシを天敵から守ります。

アブラムシは甘い蜜を分泌するためアリにとっては重要な餌源となり、アブラムシに近づき、蜜を摂取する代わりにアブラムシを守っているのです。

アリはアブラムシを捕食する天敵から守り、アブラムシを別の植物に移動させて新たな蜜を得るための道を作ります。

アリそのものが作物に害を及ぼさなくても近くにアブラムシがいる場合はやはりアリを駆除した方がいいでしょう。

それに、アリがうじゃうじゃいると見た目も気持ちの良いものではありません。

アリの駆除については先にも述べたのでご自分のやりやすい方法で試してくださいね。

動画で分かりやすく説明

その他の害虫対策

先のあげたアブラムシをはじめとして主な害虫を紹介しますので、見つけたら増えないうちに対処しましょう。

・アブラムシ:新芽につきやすくウイルス病などの病気を媒介するので早めに農薬などで処置ししておきましょう。

・カイガラムシ:種類が多く、薬剤も種類によってちがいます。動かない種類のものは歯ブラシで取り除くのもおすすめです。

・ハダニ:葉や花などを刺して吸汁するので、その部分が斑点になったりします。食品成分の薬剤などで対処できます。

なるべく、早めの対応がよいので毎日しっかり観察しておき、作物を風通しの良い状態にしておきましょう。

プロのサポート付きでアリ対策も万全な野菜を作ってみたい方へ

アリ対策をしても、家庭菜園でアリが発生してしまうと、野菜を守るために農薬を使わざるを得なくなります。

しかし、農薬を使うことで野菜が残留農薬を含んでしまい、食べる際の安心感が失われます。

そこで、 シェア畑を勧めます。

シェア畑は、無農薬で野菜を作ることができますすし、アリが発生してしまっても、専門スタッフが対応してくれるので、自分で手を焼くことがありません。

さらに、畑を借りて野菜を作ることで、自分で作った新鮮な野菜を食べることができます。

家庭菜園で作るよりも量も多く味も格別ですし、畑を借りることで、野菜作りの技術や知識も身につきます。

家庭菜園でアリに悩まされている方は、シェア畑を試してみてはいかがでしょうか。

アリに悩まされずに、無農薬で新鮮な野菜を作ることができます。

シェア畑の特徴

  • プロのアドバイザーが在籍し、初心者でも安心して野菜づくりができます。先ほど挙げた動画はシェア畑のプロが教えています。
  • 必要な農具や肥料、種などがすべて農園に用意されているため、手ぶらで通えるのが魅力。
  • 忙しい方には、月1、2回のお世話サポート付プランも用意されており、好きなペースで通えて便利。
  • 収穫した野菜は自分で持ち帰ることができるため、自分で育てた野菜を味わうことができます。
  • 子供の野菜嫌いを克服するベジトレイベントも開催されており、家族で参加することもできます。

また、シェア畑は全国約130ヶ所に続々開園しています。

お近くのシェア畑の見学だけでもしてみてはいかがでしょう?

菜園アドバイザーが教えてくれる【シェア畑】

まとめ

家庭菜園でアリがでた際の対処方法は以下のようにいろいろあります。

  • 木酢酢をまく
  • 重曹を置く
  • コーンミールを置く
  • ホウ酸団子を置く
  • アリの巣コロリを置く

ご自分に合った方法で対処してみてくださいね。

アリも増えて家の中などに入ってくると厄介なので早めの対応が良いでしょう。